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STEAM教育は新しくない?アリストテレスから続く“知と術”の関係


絵筆でペインティング

こんにちは。名古屋市瑞穂区の小学生の理科教室ミナトコラボです。


「うちの子はおしゃべりだけど、作文が苦手で…」

「アートが好きだけど、それって受験には関係あるの?」


そんなふうに感じる保護者の方は多いかもしれません。

でも、小学生の“表現する力”こそ、これからの学びを支える軸になっていくのです。




■ 小学生にこそ“表現のトレーニング”が必要な理由


言葉で説明する、考えを整理する、誰かに伝える。

これらの力は、国語や記述問題だけでなく、すべての教科・すべての学びの根っこにある力です。


でも、小学生、とくに抽象的な概念を発達させている途中の低学年の子は、頭の中にあるものを「言葉で伝える」のがまだ難しいことも。

だからこそ、“形・色・動き”で表現できるアートが、絶好のトレーニングになるのです。


アートは「自分の内側にあるものを、外に出す力」を育ててくれます。




■ アートとサイエンスは、切っても切れない関係


最近では「STEAM教育(Science, Technology, Engineering, Art, Math)」として、

アートとサイエンスのつながりが注目されるようになりました。

でも実はこの考え、アリストテレスの時代から続いているんです。


▶ サイエンス(science)=学(知りたい)

▶ アート(art)=術(どうやってやるか)


私は大学で理学部・生命理学科に在籍し、アルツハイマー病の基礎研究に取り組んでいました。

学会では、参加者の半分が“理学系”、もう半分が“医学系”。

「どうして起こるのか?」を解明するサイエンスと、

「どうすれば治せるか?」を追求するアート的実践(医術)は、常に交差していたのです。


これは子どもの学びでも同じ。

知ること=サイエンス。

創ること=アート。

この両輪があってこそ、深い理解や本物の応用力につながっていきます。




■ だからこそ、小学生のうちにアートを


ミナトコラボのアート活動は、「自由に描く」だけではありません。

テーマに対して自分の考えを持ち、形にし、共有し、言葉にする。

まるでサイエンスの研究プロセスに近い、知的な探究活動として位置づけています。


自分なりの視点で物事を捉えること。

正解のない問いに向き合い、自分の考えを「ゼロから」「ほかの人に見える」形にすること。

これらは、**中学受験のその先まで続く“学びの筋力”**になると考えます。




■ 「表現すること」が“受験に効く”理由


アートを通じて育てたいのは、こんな力です:

• 読解や記述の土台になる「イメージする力」

• 作文・面接で役立つ「伝える力」

• 記述問題に強くなる「論理と感性のつなぎ方」

• 自分なりの考えを持つ「創造力と主体性」


これらはすべて、中学受験でも、そしてその後の人生でも必要とされる力です。




まとめ


アートは、“知”と“表現”をつなぐ大切な回路です。

そして、サイエンスとは対立するどころか、むしろ補い合うパートナー。


ミナトコラボでは、アートを「遊び」ではなく、

「表現力と創造力を育てる知的な活動」として位置づけ、

子どもたちの“考える力”を支えています。




📅 ミナトコラボの体験会が決定!

8月24日(日)13:00〜14:00 「浮く?沈む?」

9月14日(日)13:00~14:15 「光の正体、見破れる!?」

9月21日(日)13:00~14:15 「水リンピック、開幕!」


9月からの科学・探究コースにご興味のある方、ぜひこの機会にミナトコラボを体験してください。保護者の方、ご兄弟の方とご一緒の参加も歓迎です。


料金 小学生のお子様一人3000円

体験後、一週間以内に9月からの科学・探究コースに入会された場合、入会金2000円が無料になるキャンペーン中!


場所 パロマ瑞穂アリーナ第一会議室

   地下鉄名城線 瑞穂運動場東駅 徒歩9分

  

   弥富学区、陽明学区、豊岡学区、汐路学区、瑞穂学区の近くです。


ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいね。

申し込みフォームからお申込みです。


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