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少人数制=いい教育?学びに影響が出るクラス人数とは


数字と図形のおもちゃ

なぜ12人なの?


――子どもの力を最大限に引き出す、“ちょうどいい人数”のお話


こんにちは、名古屋市瑞穂区の理科教室ミナトコラボです。


小人数制の体験型の学び場を運営していると、保護者が気にするのが最大人数ですよね。

「どうして12人も?」「もっと少ない方が手厚くない?」


たしかに、「少ないほど=きめ細かい指導」というイメージはありますよね。

でも、わたしは**“12人”にこだわり**を持っています。




教員経験から感じた、人数と学びのリアル


学校現場で長く子どもたちと向き合ってきた中で、こんな感覚を持つようになりました。

•1~6人 くらいまで:先生の目はよく届く。でも、グループ活動をすると、組み合わせが限られて多様性が出にくい。ほかの子どもからの刺激が少なく、学びが「閉じた」ものになりがち。

• 9~16人:一人ひとりの表情も追えるくらい小人数だが、グループの組み合わせも変えられるから、グループ内での多様な役割を学んだり、グループメンバーから刺激を受けたり。また、グループ発表では、他のグループのやり方に触れて学ぶ“横の学び”も生まれやすい。

• 20人以上:先生は個別ではなく“全体の反応”を見て授業することに。グループはたくさんでき、先生がなんとかすべてのグループと関わることもできる。でも、個々の生徒の様子を丁寧に見るのは難しくなる。

• 40人:グループによって差が開く。「心配」なグループがあると、よく進んでいる「安心な」グループにはじゅうぶん関われないことも…。


「じゃあちょうどいいのは?」と考えたときにたどり着いたのが、**“12人”**というサイズ感です。




社会的に学ぶ力と、非認知能力の育ち


ミナトコラボでは、子どもたちの学力の土台になる力(非認知能力)を大切にしています。

集中する力、最後までやりぬく力、自分の気持ちを伝える力、仲間と意見を交わす力――。こうした力は、「人と一緒に学ぶ」環境の中でこそ育ちます。


実は、学校など集団教育のなかで、学力にも大きな影響を与えるのは「ピア効果」と言われています。

ピアとは同じ教室で学ぶ同級生のこと。

つまり、一緒に学ぶ仲間の存在が、子どもの力を引き上げるのです。


同じメンバーばかりでは刺激が限られますし、多すぎると関わりが浅くなってしまう。

だからこそ、深く関わりながら、でも多様性がある――そんな“ちょうどよさ”を持つ「12人」が最適だと感じています。




「目が届く」だけでは足りない、“学び合い”のある場へ


もちろん、少人数なら安心。先生の目も届くし、きめ細かいサポートもできる。

でも、子どもが本当に力をつけるのは、誰かと一緒に学び、考え、影響を受ける瞬間です。


ミナトコラボは、「教える・教えられる」の関係ではなく、「共に学ぶ仲間」として関わることを大切にしています。


だから、先生が手を差し伸べるだけではなく、子どもたちがお互いに力を引き出し合う仕掛けをたくさん用意しています。




12人であることに、ちゃんと意味がある


「ちょっと多いかな?」と感じる方もいるかもしれません。

でも、12人だからこそ生まれる“出会い”や“刺激”が、子どもたちの力を引き出すのです。


少なすぎず、多すぎず。学びが深まる、ちょうどいい人数。

それが、ミナトコラボの“12人”です。






📅 ミナトコラボの体験会が決定!

8月24日(日)13:00〜14:00 「浮く?沈む?」

9月14日(日)13:00~14:15 「光の正体、見破れる!?」

9月21日(日)13:00~14:15 「水リンピック、開幕!」


9月からの科学・探究コースにご興味のある方、ぜひこの機会にミナトコラボを体験してください。保護者の方、ご兄弟の方とご一緒の参加も歓迎です。


料金 小学生のお子様一人3000円

体験後、一週間以内に9月からの科学・探究コースに入会された場合、入会金2000円が無料になるキャンペーン中!


場所 パロマ瑞穂アリーナ第一会議室

   地下鉄名城線 瑞穂運動場東駅 徒歩9分

  

   弥富学区、陽明学区、豊岡学区、汐路学区、瑞穂学区の近くです。


ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいね。

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