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「ミナ(=わたし)」から始まる、小さな港の話

更新日:7月9日




海と船、町と山


こんにちは。名古屋市瑞穂区の小学2年生からの科学・探究教室ミナトコラボです。

代表の芹川です。

今日は、どうしてこの「ミナトコラボ」という学びの場を始めたのか、少しだけお話ししてみたいと思います。




●わたしの居場所、みんなの港


「ミナ」はフィンランド語で「わたし」という意味。

フィンランドの教育のように、ひとりひとりの違いをあたりまえのように受け止める教育をイメージしました。

でも同時に、「みんなとコラボ」=一緒に学ぶ場所でもあります。


子どもたちが「ここにいていい」と思えること。

「わたしはこう感じる」「こんなふうに考えたよ」と言えること。

そんな安心できる港のような場所をつくりたかったんです。


出発する場所であり、帰ってこられる場所。

線路のように、道のりが決まっている訳ではない。

人生という長い自由な旅の、はじまりの港に、ミナトコラボはなれたらいいなと思っています。




●科学を「知る」から「感じる」へ


わたし自身、研究室で科学に出会い、科学にこころから夢中になる大人たちにたくさん出会いました。

だからこそ、子どもたちにも、ただ教科書の言葉でなく

「うわっ、なにこれ!」「なんでこうなるの!?」と心が動く瞬間を届けたいんです。


ミナトコラボのレッスンでは、実験器具は使いません。

紙コップ、ビー玉、ストロー、身近なもので手を動かして、試して、くらべて、考える。

そのうち、子どもたちは小さな研究者になります。




●さんぽのように、学びを


「探究」って、すごくかっこいい言葉だけど、実は「さんぽ」に似てると思うんです。

気になる方へ、トコトコ歩いてみる

「あ、こんなところに花が咲いてる」

「こっちに道があったんだ!」

そんなふうに、立ち止まったり寄り道したりしながら、学んでいけたら素敵だなと思っています。


だからミナトコラボでは、子どもたちが「やってみて」「気づいて」「誰かに伝えたくなる」

そんな瞬間を大事にしています。




● 一緒に、ゆっくり、じっくり


わたしは今でも「教育ってなんだろう」「学びってどう育つんだろう」と問い続けています。

答えはすぐには出ないし、きっと一生考え続けるテーマかもしれません。


でも、子どもたちと一緒に歩くこの時間の中で、

「見えないけど、大切なこと」が確かに育っていると感じています。




最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

ミナトコラボという港に、また遊びにきてくださいね。


お子さんも、あなたも、「わたしのまなび」が動き出す場所になることを願っています。





やって、気づいて、伝えたくなる。ぜんぶ、わたしの学び。

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