「今日は集中できなかった…」それでも学びが続く理由とは?
- minatocolabo
- 7月17日
- 読了時間: 4分

こんにちは、名古屋市瑞穂区の小学2年生からの科学・探究教室ミナトコラボです。
今日のテーマは、「子どもがレッスンでうまく集中できなかったとき」「やる気がなさそうだったとき」に、保護者としてどう受け止めたらいいのか、というお話です。
大人だって「なんとなく元気が出ない日」があるように
私たち大人も、
「なんとなく気が乗らない」「理由はないけど集中できない」「今日は頭が働かない」
そんな日って、ありますよね。
でも、子どもはそれ以上に、**「理由がなくても頑張れない日がある」**のが当たり前です。
気圧や気温、ちょっとした生活の乱れ、学校の友人の影響、昨日の疲れ……。
まだ人生経験も少なく、心と体のバランスを自分でコントロールするのが難しい時期だからです。
「今、このテーマに興味がない」って、実はすごく自然なこと
子どもたちにはそれぞれ、育ってきた環境も、経験も、性格も違いがあります。
だからこそ、「今はこのテーマにハマらなかった」「集中できなかった」という日があっても当然です。
私自身、大学時代にこんな経験をしました。
【私の体験】3回目でようやく単位が取れた“あの科目”
必修科目の中に、どうしても興味を持てない授業がひとつありました。
1年目、嫌々受けていて結局単位を落とす。
2年目、少し気合いを入れてみたけれど、やっぱりダメで再び落とす。
でも卒業間近、再々履修したとき、不思議なことに少し面白く感じたんです。
過去の経験がつながったのか、学ぶ意味が分かった気がして、無事に単位も取れました。
この経験が、教員時代の私の考え方を変えました。
「今、この子が頑張らないから」といって、「この子はダメ」ではない
高校で理科を教えていたとき、
頑張っていないように見える生徒に出会っても、私は「ダメな子だ」とは思いませんでした。
「今はこの子にとって理科が頑張りたい対象じゃないだけ」
そう考えて、無理に引き上げたり、叱咤することはしませんでした。
いつか、その子が「やってみたい」と思ったときのために、
少しでも心に残る体験を――それだけを意識して授業をしていました。
ミナトコラボでは、何度でも同じテーマに出会えるようにしています
ミナトコラボのプログラムは、**「2年間でテーマが一周する」「大切なテーマに何回も出会う」**ように組まれています。
つまり、一度うまくできなくても、また出会える。
だから、今日は気が乗らなかったとしても、まったく問題ありません。
しかも、同じテーマでも取り組み方や課題の角度が毎回違います。
前回は見えなかったものが、次に見えてくることもある。
その「次の学び」への準備としての今日でも、十分意味があるのです。
「来てくれた」だけで、その子はもう十分がんばっている
最後に、私たちからお伝えしたいことがあります。
安心できる家庭を飛び出して、お子さんがミナトコラボに来てくれたこと自体が、
もうすでに「がんばった証」だということ。
学びは長い旅です。今日のコンディションだけで判断しなくて大丈夫。
少しずつ、折に触れて出会いなおす。それができる場でありたいと思っています。
📅 ミナトコラボの体験会が決定!
8月24日(日)13:00〜14:00 「浮く?沈む?」
簡単だけど「なぜ?が広がる」実験で、中学受験にも頻出の、浮力について学びます。浮いたり沈んだり、不思議なおもちゃを作って持って帰ります。
対象 小学1年生から
9月からの科学・探究コースにご興味のある方、ぜひこの機会にミナトコラボを体験してください。保護者の方、ご兄弟の方とご一緒の参加も歓迎です。
料金 小学生のお子様一人3000円
体験後、一週間以内に9月からの科学・探究コースに入会された場合、入会金2000円が無料になるキャンペーン中!
場所 パロマ瑞穂アリーナ第一会議室
地下鉄名城線 瑞穂運動場東駅 徒歩9分
弥富学区、陽明学区、豊岡学区、汐路学区、瑞穂学区の近くです。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
申し込みフォームからお申込みできます。