発達はみんな違うから。中学受験前に“異年齢で学ぶ場”を大事にするわけ
- minatocolabo
- 7月8日
- 読了時間: 4分
更新日:7月9日

「学年バラバラなんですね!」
保護者の方から、そんな驚きの声をいただくことがあります。
そうなんです。ミナトコラボでは、小2~小6など、異学年が一緒に学ぶスタイルをとっています。
それはなぜか?
そこには、子どもたちの本当の成長につながる理由がたくさんあるからです。
1. 「学年が同じ」=「成長が同じ」ではない
まず大前提として、子どもたちの発達には個性があります。
読むのが得意な子もいれば、話すのが得意な子もいる。
自然が大好きな子もいれば、まだ人と関わるのが苦手な子もいます。
だからこそ、「○年生だからこの課題」「○歳だからこのレベル」と一律に決めつけない環境が必要なんです。
異学年で学ぶ場では、自分よりも少し先をいく姿に刺激を受けたり、
逆に誰かに知識や方法を分けてあげる経験をしたり。
“今の自分”のペースで、自然に学びが深まるのです。
2. 「学び」は、公園の遊びのように広がっていく
私たちは、ミナトコラボの学びを「凸凹の山道」のように設計しています。
ひとつのテーマに対して、いくつかの課題を用意。
簡単に取り組めるものから、ちょっと背伸びが必要なものまで。
難易度も視点もバラバラです。
でも、思い出してみてください。
公園で年上のお兄さんお姉さんの遊びを、見よう見まねでマネしたこと、ありませんでしたか?
ときには背が届かなくて、でも何度も挑戦して、ついにできた瞬間のあの「うれしい!」という気持ち。
あの感覚こそ、学びの原点なんです。
友人の陸上コーチの話では、「走るのが速くなりたかったら、平らなトラックより、凸凹の山道を自由に走り回ることが一番効果的」なんだそうです。
ミナトコラボの学びも、まさにそれ。
決まった順路ではなく、**子どもたち自身が選んで進める“学びの山道”**を大事にしています。
3. “できた!”の小さな成功が、自信になる
異学年のなかでは、誰かのすごさに気づく機会がたくさんあります。
でも同時に、自分が得意なことを「教えてあげる」チャンスもあるんです。
「えっ、◯◯のやり方知ってるの?教えて〜」
そんなふとした一言が、子どもたちにとっては**「自分にもできることがある」**という自信になります。
この、「できた!」の積み重ねが、将来の学びへの意欲につながっていきます。
4. 異年齢の中で、自分の“居場所”を見つけていく
同じ学年・同じスピードで、みんな同じように進む。
それはある意味で安心かもしれませんが、本当の意味での“自分らしさ”は見えにくくなってしまうこともあります。
異年齢で学ぶからこそ、
・時には頼る側
・時には頼られる側
を自然に行き来しながら、自分の役割や居場所を見つけていくことができます。
それは、「自分の力を自分で活かす力」。
中学受験の先にもずっと必要とされる、大事な土台です。
異学年の学びは、人生の縮図
学校でも、社会でも、年齢がバラバラの人と関わりながら生きていきます。
だからこそ、低学年のうちから「違う年齢とともに学ぶこと」に自然と慣れておくことは、
学びだけでなく、生きる力を育てる第一歩になります。
ミナトコラボは、そんな“リアルな学びの場”でありたいと思っています。
📅 ミナトコラボの体験会が決定!
8月24日(日)13:00〜14:00 「浮く?沈む?」
簡単だけど「なぜ?が広がる」実験で、中学受験にも頻出の、浮力について学びます。浮いたり沈んだり、不思議なおもちゃを作って持って帰ります。
対象 小学1年生から
9月からの科学・探究コースにご興味のある方、ぜひこの機会にミナトコラボを体験してください。保護者の方、ご兄弟の方とご一緒の参加も歓迎です。
料金 小学生のお子様一人3000円
体験後、一週間以内に9月からの科学・探究コースに入会された場合、入会金2000円が無料になるキャンペーン中!
場所 パロマ瑞穂アリーナ第一会議室
地下鉄名城線 瑞穂運動場東駅 徒歩9分
弥富学区、陽明学区、豊岡学区、汐路学区、瑞穂学区の近くです。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいね。
申し込みフォームからお申込みできます。